最近はレクサスや外車に浮気中で、bnr32やnsxネタでは久しぶりのブログ更新です。
さて今回は、直す箇所が無かったnsxですが、先日久しぶりに車庫に眠る愛車にバッテリー繋いでドライブに出かけたところ…
出先で、パワーウィンドウ壊れました。
社内の空気入れ替えのために、助手席の窓を開けようとしたら、運転席側のスイッチで動作しなくなりました。
そこで助手席ドアのスイッチを動かすと・・・・
窓下がるけど、上がらん地獄行き。
助手席ウィンドウが、下がるだけで1ミリも上がらんのです。モーター音もしません。
気持ちよくドライブしてましたが、速攻で出先からウィンドウ全開で帰ってきましたよ。
こういうときには、途中で雨降りそうで怖かったです。
とりあえず助手席ウィンドウを塞いで、故障原因を調べないと・・・・。
ウィンドウのモーターなどは、約2年くらい前に新品交換してるので、怪しいところは運転席スイッチ!かリレーとかヒューズとか電気回路系しかありません。が、今回は動作しているので切り替えスイッチがかなり怪しい。
しかし、運転席スイッチの故障で助手席も動作しなくなるとは・・・。
半信半疑ですが、どうせ交換していない部品なのでやってみました。
AUTOの色はげちゃってます。
実は故障前にも、パワーウィンドウスイッチの反応が悪いな…と感じていました。
助手席のウィンドウスイッチを押してから、物理的に一回何かにひっかかる感触でした。
では!
運転席スイッチ交換作業はじめます。
スタート前に、運転席の窓は下げておくように。
部品は、迅速にNSX部品を供給してくれるヤフオクのクサカ工房さんで買いました。値段も安いのでDIYユーザーには有難い存在ですね。
作業はかなり面倒なので、画像貼り付けていきます。
このスイッチパネルは、ハマっているだけではありません。
内側からステーで固定されているので、無理やり引っ張ると破損しますので注意。
つまりスイッチ交換の作業では、ドア内装を外す必要があります。
ドア内装を外す時に、ドア内側の内装パネルを外すのですが、革とかスェードみたいな生地で、マニュアル通りの手順で作業すると、パネルがものすごく傷つきやすいです。
1枚1万以上します。
そこで、ドアノブの一個手前のパネルから剥がします。
内装パネルの固定方法は、発泡ウレタンに穴が開いているところに、柔らかいフック爪でひっかけて爪折り曲げて固定しているだけです。
力いれたらやわらかいので手前に真っすぐ引き抜けます。
このパネルを外さないと、ドアノブの内側のパネルが外れません。
マニュアルではマイナスドライバーを突っ込んで、横からドアノブ内側のパネルを引き抜けとありますが、まずこのドアノブ手間のパネルが外れていないと抜けません。
ヘタに根性見せてやると100%傷つきます。
パネルを2枚外したら、ドアノブ内側に7つほどボルトネジがあります。
このワイヤーは、ドアノブを動かすワイヤーですが、先っぽを上に上げないと引き抜けません。ネジを全て外した後にドアノブを引き出して、カプラー1個はずし、噛み込んでいる青い部分と、先端を上に引き抜きます。
旧タイプは、先端部分がプラスチックでよく破損したそうです。
窓前後についているサッシュ裏側の三角コーナーを、引き抜いて外します。フックで噛み込んでいるだけですので真っすぐ抜けば外れると思います。
ウェザーストリップを外していきます。固定ピンでハマっているだけです。手で引き抜いていきます。
ドア内張りの周囲にあるネジを外していきます。
はい、恥ずかしいくらい汚いです。
ドア内張りのネジを全て外したら、内側の窓枠にドア内張りが噛み込んでいます。
シルバーの窓枠から、内側手前の上方向に、ぎゅーと力いれて持ち上げると外れて浮き上がってきます。そのままぎゅーと引きあげて外します。このとき前後のサッシュ内側の鉄部でドア内張を傷つけないようにしましょう。
スイッチ裏側にシルバーのステーが2本ついています。
これ外さないとスイッチパネル外れません。
部品番号アキュラnsx用です。
内装はがしと、マイナス、プラス、ラジオペンチ、LEDライトぐらいでできる作業です。
結果
助手席ウィンドウ動作、完全復活!しました。