toyamaBNR32’s diary

富山でBNR32をレストアしているオジサンです。今後はBNR32のお手軽レストア情報や、RB26エンジンのオーバーホール、チューニング情報などでGT-Rがお好きな仲間のお役に立てたらと思います。

toyamaBNR32’s diary 2016-2017

パワーチェック シャシダイで「実馬力」を計測しよう。 富山01

「馬力と、実馬力の違い」

 

スポーツカーを買うときって、馬力って重要な要素になるわけなんですが。

メーカーのカタログのエンジンパワー(hp)と、シャシダイなどで計測するエンジンパワーには、かなりの誤差があるのは周知の事実なんですよね。

 

 

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でもカタログ値は、メーカーが嘘ついてたり、適当な数値を公表しているわけじゃないんです。ではどうして誤差が出るのか?って疑問に思いませんか?

 

 

 

 

自分もその一人だったんですけど・・・。

 

 

 

 

この馬力の数値は、結論から先に言うと、エンジン単体出力と、車載状態での出力の違いが出ているってことになります。車の馬力を測るために、車のドコに、どんな尺度のモノサシを当てて馬力を計測しているのか?によって数値は異なるようです。

 

 

 

 

 

自動車メーカーが、パンフレットで記載している数値(カタログ値)は、エンジンを単体で出力テストしているエンジンベンチでの出力測定の平均値ですので、車両の馬力というよりエンジンの馬力なんです。

 しかし、エンジン単体での馬力表示は問題があるのです。

 

 

 

それは・・・・。

 

 

エンジンから発生した出力(馬力)は、クラッチ、ミッション、デフ、ドライブシャフト、プロペラシャフト、ハブ、ブレーキローター、ブレーキキャリパー、アルミホイール、タイヤなど、多くの部品を伝達して最後にタイヤ接地面から地面に対して発生させます。エンジン出力は、この駆動部分の部品数、設計、精度などで出力のロスが発生するからです。

 

 

タイヤでの馬力の値を「実馬力」と言います。

 

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実馬力を計測するDYNO-JET(ローラー式シャシダイ)

タイヤで発生した馬力を計測するので、業界的に実馬力はローラー式シャシダイで計測した値になります。

 

 

 

 

 

日本の馬力表示のジレンマ

 

車の馬力を測る場合は、多くの場合以下の3か所で計測されています。

 

1、エンジン出力時に計測する。

(メーカー公表値)

 

2、ドライブシャフト時に計測する。

(タイヤ外して、駆動軸で固定したダイナモを回すタイプ)

 

3、タイヤ接地面時に計測する。

(タイヤそのままでローラー式のダイナモを回すタイプ)

 

 

 

パワーの測定値も、3か所の測定場所によって計測値に違いがでます。

馬力の計測値は、エンジンで馬力が発生した時点で一番大きく、エンジン出力時の馬力が一番高くなり、エンジンから一番離れたタイヤ接地面での計測値が一番低く計測されます。

 

 

 

エンジンの出力 > 駆動軸の出力 > タイヤの出力 です。

 

 

 

ですから、自動車メーカーのカタログのエンジンベンチでのパワー計測は、誤差が少なく、値としては信用できる数値です。国産自動車のメーカー同士の公表値も、エンジンベンチ出力でモノサシを統一していますので、これを目安にして問題はないし嘘でもないのです。

 

 

 

 

が・・・・・、

 

 

 

 

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アメリカなど海外では実馬力でしか馬力表示をしません。

軸馬力やエンジン出力を馬力とは言いません。

2000馬力あれば、オート○ックスでは1.15倍にして2300馬力だなとか、そんな面倒な変換数値は求めていません。(*´ω`*)

 

 

 

アメリカのチューニング業界では!

2000馬力は2000馬力なんです。実馬力以外は無いんです。

※アメリカの自動車メーカーのカタログ値は、ほぼ100%盛られていますが・・・。(笑)

 

 

 

世界のチューニング業界を含め、実馬力と軸馬力が混在した表示をしているのは日本ぐらいではないでしょうか。想像するに日本独特の馬力表示が混在する理由のひとつは、日本のシャシダイの設備投資や設置場所などがあるかもしれません。最新のローラー式シャシダイ(DYNOJETなどは、ガレージ4台分ぐらいのスペースが必要ですし、設備投資も軽く1000万を超えてしまいます。

 

 

 

 

 

さらに・・・。

パワーチェックには、ユーザーにとって大きな問題もあります。

 

 

 

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