チューニングカーやレース車両の開発時においては、エンジンベンチの出力値を基準には車両つくりはされていないようです。エンジン供給している会社は、エンジンによって限りなく当たり外れが出ないようエンジン供給しているんですから当然ですが・・・・。
SUPERGTのように、レギュレーションで同じエンジンを搭載しているレース車両同士では、駆動ロスを限りなく少なくなるよう実馬力ベースで車両開発が行われていきます。
レース車両はレギュレーション以外は市販車と異なる駆動方式、サスペンション設計、タイヤ選択など自由な改造が認められますから、全車同じエンジン出力でも、タイヤ接地面での実馬力は、車両ごとに異なると見るべきでしょうね。
実馬力を計測するのに最適なシャシダイは、タイヤ接地面で計測するローラー式のシャシダイとなります。しかしタイヤ性能が悪くローラーでスリップするようなら実馬力は計測できませんし、ローラー式のシャシダイは重たいローラーをタイヤの回転で駆動させますので、高回転時に慣性の力でタイヤの回転を補助してしまっては意味がありません。そのような条件つきですから、最低でも慣性モーメントや駆動ロスを補正するために、回転中のローラー自体に制御を入れる機能がなければ正確な実馬力は表示されません。
実馬力を正確に計測するローラー式シャシダイは、家が建つほどの超高額設備となりますので、日本国内で導入されるケースが希少なのです。外国では空気も流して、車両に空力を発生させた状態での実馬力計測を行う施設もあるそうです。
そして残念ながら、実馬力は原則としてエンジンベンチの出力値よりも低く計測されます。
これは低く計測されて当たり前なのですが、もし貴方のノーマル車両がカタログ値よりも高く表示されたとしたら、それはシャシダイの性能が悪いか、測定値の補正がおかしいのかもしれません。パワーが出たと勘違いしていてはお店の思うつぼです。
なぜなら多くの問題点は、馬力計測したスタッフによって、測定値の補正が簡単に大きくも、小さくもできるってことなんです。
世の中いい人ばかりじゃないんですょ。
補正値で、悪い人たちに騙されないよう警戒しましょう(笑)
チューニング内容で、下記の原則から外れて馬力が向上することはありません。
エンジン出力は、原則的に空気と燃料が増え、流入、流出量が増え、効率よく燃焼すること。以外に向上しません。
※モーター付いている場合は除き。
そして・・・・。
今回も、長々と書き込みました・・・が、
もしも、富山でパワーチェックするなら、オート○ックスさんかEFIさんですが、パワーチェックの意味とか、上記の理由考えたら、お勧めは正確な実馬力を計測しているEFIテクノロジックさんですね・・・。
まぁオート○ックスさんは、ほぼ毎月行って洗車グッズを購入していますが!(*´ω`*)
↑このシャシダイが富山にあるんです!
最新DYNOーJETで実馬力を測る会社あるんです。
すごぃよ富山!
住んでてよかった。
俺も新RB26で、
実馬力のパワーチェックをやってみたいです。
次は、RB26の進捗状況をまた載せるつもりです。
※ EFIテクノロジックさんで実馬力計測中のFD↓