前回、BNR32にDO-Luck社のアテーサコントローラーを取り付けが終わって、4WDエラーの件が解決してなかったことに気がつきました。
DO-Luck社のトルクマネージャー2 with D⁈センサーには、アクセル開度によってアテーサの効き方を調整できる機能がついてます。機能を活かすには、ECU(メイン)に入るスロットルセンサーからの信号を一度Gセンサー側を経由させる配線が必要です。
しかし、そのための付属品の配線をするとメーターに4WDエラーがでます。
初見はこの4WDエラー表示にビビッてスロットル配線はしてませんでした。ちなみに配線しない場合はG-BOXモードのみ作動しAXRモードは作動しません。
簡易説明書には、この4WDエラー表示の件もスロットル設定も書いてあるんですが、付属説明書は一般人のDIY向けではなく、説明自体が簡略化されてるので個人的にはどうにもわかりにくかった…。
そこで今回は、このアテーサコントローラーの説明書のスロットル信号の配線設定について少し分かりやすく記事にしてみました。
まずはじめにデジタルGセンサーとスロットル信号の配線をしたら、必ずメーターの4WDエラー表示が点灯します。
この4WDエラーは、アテーサコントローラーにスロットル信号の全閉、全開時の電圧を設定することで消えます。
スロットル設定は、アテーサコントローラーの十字ボタンキーの真ん中を押して、メニューを開きカーソルを1番下 THR STUDY を選択して真ん中ボタンで決定です。
スロットルセンサーの信号は、はじめに全閉→全開の順に設定開始します。
設定作業は、
エンジンを停止した状態で行います。
CLOSE THR が全閉時の設定で、アテーサコントローラーに表示されている電圧は0.4vぐらいです。
スロットルセンサーの劣化や、センサー側の設定で0.1から0.2は電圧が前後します。それ以上の差異ならまずスロットルセンサーをメンテナンスしましょう。
全閉時の電圧表示を確認したら、十字ボタンキーの真ん中ボタンを長押し。
ビビッと音がなって設定完了。
次にOPEN THRがスロットル全開設定で、アクスルを全開に踏み込んで電圧が最大になったところで真ん中ボタン長押し。だいたいアテーサコントローラーの電圧表示で3.8vぐらいです。
ビビッと音がなって設定完了。
※エンジン始動状態でアクセル踏まないように・・・( *´艸`)
最後に十字ボタンキーの左を押してメニュー画面にもどります。
正常にスロットル信号の設定を終えて、エンジン始動すると4WDエラー表示は消えます。設定や配線が間違えてると、断線扱いとなり4WDエラー表示は消えません。
以上、スロットル配線の設定方法でした。