富山で炎天下の中。
数少ない取付画像と、メーカー仕様書で妄想を膨らませてきたBNR32のGTウィングの話です。
昨年から鈴鹿用にBNR32のGTウィングを探していたんですが。
GTウィングって性能も大事ですが、やはり取付したときの車全体のデザインが崩れるのは嫌なんですね。
さらに取付ステー位置もデザインには大事です。
さらにはパトカーのGTウィング狩り!の対象にもなりたくありません。
法令順守で80%で留めるのが俺のチューニングのモットーです。
そこで昨今厳しい法令遵守については、町乗りではGTウィングを外して、純正リアスポ使えばいいや!ってことで・・・。
純正穴を利用して取付と、取り外しが簡単にできる「BNR32専用GTウィング」を探していました。
条件は、
1、ステー取付位置が純正リアスポ位置に取り付けれること。(コレ大事)
2、全幅が1700程で奥行が40cmほど。
3、ステーの高さが25~30cmぐらい。
4、BNR32専用の補強マウントやステーがあること。
5、15万円以下で収まること。
こういう条件で、各メーカーのGTウィングからBNR32専用品を探すわけですが・・・。
ありません。(*´ω`*)
BNR32の専用品は、多くのメーカーで製造廃止してるし・・。
製造から27年も経ってる車ですから・・・。
マウント&ステーなどを含めたBNR32専用GTウィングは皆無です。
また難しいのは、純正穴を利用するって条件で、昨今のGTウイングはステーがトランク中央に寄ってるモノが多いんですね。
汎用品を利用しようとしたら、ステー取付間隔とボルト間隔が大きな問題ですね。
そこで世界中の情報から最後にたどり着いたのが・・・・
はいコレ。
SARD FUJI-SPEC M 1710 & super high long
全幅1710mm
追加画像 2017.9
こっ、こいつ・・・・。
ぴったりやん。
取付穴が・・・・(*´ω`*)
そう、取付穴ぴったり。
ドンピシャ。
取付には、1ヶ所だけ穴を追加します。
↓純正穴と等間隔にもう1か所だけ位置決めして開けちゃいましょう。
↑トランクに取付穴追加、即決・・・。
これはもうBNR32専用品じゃないか?ってくらい純正穴位置にぴったり収まりました。
当然ですがGTウィングのステー間寸法は、車種ごとに異なってるのです。多少なりともズレて当然なのですが仕様書どおりです。
さらに一番心配していたのはステーの取付ボルトの間隔です。ボルトは事前に3本か2本かわかりませんでしたので、このボルト間隔が怖かったんですね。
まさか、ボルト間隔まで純正穴と同じとは・・・・。
純正リアスポ穴の拡張すら必要なし。
人柱成功です。
このBNR32専用とも思えるGTウィングの正体は・・・。
NSX専用GTウィング。
※SARDで納期1ヶ月~2カ月で、今でも新品買えますよ。
こんな感じでサイズ的には丁度良い感じに。
スーパーハイロングのステーは、BNR32のルーフとほぼ同じ高さです。
が、
当然ですが、これだけステーが高くなると。
取り付け部の強度が必要です。
ウィングの重さは、持った感じで純正リアスポイラーの半分以下の重さですが・・・
この長~いステーの高さのせいで、トランクパネルの取り付けマウントにテコの原理が発生してるのが問題なんですね。
付属マウントでは、BNR32の薄いトランクパネルは絶対耐えきれないでしょう。
今の仮付け状態でも、指で少し押すとプラプラします。
ダウンフォースが発生するときには・・・。
・・・・・・。(*´ω`*)
まぁとりあえず。
仮付けは終わったんで。
また純正リアスポに戻し・・・。
次回、トランク形状のマウント製作と翼端板を工作します。
BNR32 GTウイング用 マウント製作編