アテーサET-Sが壊れてる?コーナーや横Gでアテーサ効かない。故障と思う前に…。BNR32 BCNR33 BNR34など
いま我らが富山県のグレー色の曇り空を見て考えます。
これひさびさの晴れの日なんだよね。
ちなみに富山県民にとって、薄曇りは「晴天」にカウントされます。
うーん。
独特の重たい空・・・・。
そんな空と同じように、俺の気持ちもドンヨリしてます。
理由は、ウチの黒BNR32のアテーサがやっぱり壊れてるんじゃないかと・・・・。
エンジンを載せ替えてから特に気になってたんですが・・・。
「鈴鹿の高速コーナーの横滑りで、アテーサが働かない。」
パワーアップしてから元気イッパイ!は良いことなんですが・・・・。
元気がありすぎて、ダンロップコーナーや130Rで3速~4速で横滑りしていきます。
特にダンロップは130~180kmでケツが跳ねながら滑ってると汗かきます。
アクセルがハーフ~全開で、前トルクが全くかかりません。(トルクメーター読み)
これは・・・。
1、ウチの子のアテーサが壊れてるのか?
2、それともアテーサの仕様なのか?
どっちにしてもドライバー(俺)は、どっちになるのかわかってないと怖い!
FR or4WDどっちなの?
これがハッキリしていれば運転するときの心持ちが違います。
数十年も経って、今更ですがアテーサの「仕様」を調べました。
回答
「横Gが強いときは、ケツが滑ってても4WDになりません!。」
はいっ! 残念!
この仕様は多くのGT-Rオーナーは知らないんではないかと思います。
これアテーサET-Sの標準仕様だそうです。
恥ずかしながら、20数年の間、このマニアックな仕様を知りませんでしたよ。
わが身をもって恐怖するまで知りませんでした。
高速コーナーに来ると、アクセル全開しててもアテーサ効かない!
ってドンヨリしてました。
※この仕様は実際に走って体感しようとなると、かなりリスキーなことでもありますのでサーキット以外ではやめときましょう。
実はアテーサの説明欄にあるんですが、路面がハイグリップなときに横Gが強いとアテーサは前トルクを弱める仕様になってます。
高速コーナーでは、前トルク弱めるんじゃなくて・・・アテーサ動きません。
BNR32の多くのユーザーは、アテーサの動作を街中で低速で曲がるときや、横Gがかからないストレート加速、低μな雨や雪の日に体感していると思います。
トルクメーターがビュンって動いて、同時に四駆になって前トルクがかかったぁ!
おおぉ!これがGT-Rだぁみたいな・・・・。
しかしハイグリップな路面の高速コーナーは横Gが強く働くのですが、その感覚が全く無いんです。完全なFRです。特にハイグリップ路面にハイグリップタイヤだと高速コーナーではアクセル全開でもアテーサは働きません。これを体験できるのは富士や鈴鹿など横Gを長く受けながら150km以上で加速し続けるコーナーです。
おそらく他の国際サーキットでも、同じような体験をしてる方はおられるのではないでしょうか。
しかし純正アテーサは、横Gが大きいほど働かないってw
この仕様。
俺みたいな庶民には、めっちゃ危ないです・・・。
これまでアクセル開度が足りないと思って、滑るの覚悟で床ベタでアクセル全開してたわ!
俺と同じように、全国のどこかでストレートはアテーサ効くのに、コーナーでアテーサ効かないんだよね!って汗をかいてるオーナーの皆さま。
ご安心ください。
あなたのGT-R!
横Gセンサー壊れてません!
たぶんね・・・。
ようするに。
そんな高速コーナーで横Gぶっとんでる爆走オーナーが、アテーサ効かせてまだアクセル踏みたいときは・・・・。
Gセンサーの横G出力を下げる!
といいみたいです。
アテーサセッティングの方向性。
- 横Gセンサー出力を下げると、4WDよりになる。
- 横Gセンサー出力を上げると、FRよりになる。
そのために役立つのが、ウチの子にも以前取り付けした。
do-luckさんのデジタルGセンサーのDTMⅡ!
Do Luck offical web | Tuningparts | Do-Luck Torque Manager II
これのG4モードを使って、横Gセンサー感度を、自分に合うようにセッティングできるそうですよ。
ちなみにdo-luckさんのGセンサーは、最新版が出ててGマガで紹介されています。
最新版は加速G、減速G、横Gの値を変更できるそうです。
当初は、そんなとこ調節して何がかわるん?
俺はデフォルトで十分だわ!って思ってましたが。
今はわかります・・・。
「私にも見える!」
よし、冬の間にアテーサのセッティングをしよう!
セッティングできたらまた記事にします。