見た感じ、何にも問題なさそうなローターとブレーキパッドでしたが、10年近く交換していなかったので、久しぶりに交換してみましたよ。
実際に測ってみたところローターの減り具合は、0.25mmで全く問題ありませんでしたが、どうせなら予備に持っていたスリット入りローターに交換します。普通は2mmくらい減ってから交換でもいいですよ。昔はレコード盤みたいに凸凹なってから交換した記憶もあります。

うちのbnr32にはF50キャリパーにジュラテックのオフセットステーがついてます。
ローターはv36ローター流用で355φです。
このまま鈴鹿も走ってましたが、ローターやパッドが減ってなくてビビりました。

ローター交換には、キャリパーを外さねばなりません。純正キャリパーでも手順は同じですね。

キャリパーはブレーキオイルのラインが繋がってますので破損しない程度に動かしてアッパーアームに吊り下げときます。

その間にローター外しますが、ローターはバブボルトにひかかっているだけですから、この状態になれば手前に引き出せます。

もし取り外しできないくらい固着してましたら、ローターにあるサービスボルトにボルトを入れて締め上げるとローターが浮いて押し出てきますよ。m8かm10だったような。

そのあとはハブの錆とりです。

間違いなく焼けて錆てますので、錆落として綺麗にしときましょ。

新しいローターをはめて、ホイールナットで仮止めしとくとキャリパーが付けやすいですよ。

ブレーキパッドは、ブレンボなら上下に見えるステンレスの横棒のピンをペンチなどで引き抜いて、棒をスライドして金具と棒2本を抜きます。
だからスライドピン。
パッドが見えたら手間に引き抜きますが、引き抜けなかったら、パッド上部の穴にドライバーでも入れて、テコの原理で、少しづつ手前に引き抜くといいです。
キャリパー側のピストンの首元についてるゴムのダストシールが破れてないのを確認しておきましょう。破れてるならオーバーホールキットが必要です。
新しいパッドやローターを組むときに、キャリパーのピストンが出ている場合にはハマりません。ピストンを押し返す工具、ブレーキピストン戻しがあると便利ですよ。

↑同じように元に戻します。
F50のパッドはスライドピン2本と金具で取り付けるので、固定したりパッドがハマる場所がありません。金具もスライドピンを固定するロックピンとバネタイプの3点だけです。
注意※スライドピンのロックピンは、キャリパー側に頭がひかかるようにつけましょう。スライドピンが回転したときに外れないようにロックします。画像のロックピンは向きが逆で、頭が内側向いてます。実車は正しい向きについてますよ。
これで取り付け終わり。慣れたら30分から1時間もあれば終わります。
パッドとローターの隙間が左右で違うのはキャリパーのオフセットやローターのオフセットが2-3mm違う場合があるからです。
キャリパーのピストンには、全て同じ油圧がかかりますので、ローター交換時の隙間の差異は気にしなくてもいいです。
ただし、新しいローターを仮付けする際に、ハブ側の錆や異物で浮いた状態で組み付けると、隙間が狭くなったり広くなったりします。
ハブ面の錆落としや、ハブポルト根元までしっかりと錆クリーニングして、面が凸凹にならないように丁寧に作業しましょう。
ホイール組み付け後は、ブレーキを何度か踏み直してピストンを押し出します。
いきなり走り出すとブレーキが効かず、事故の原因になります。しっかりパッドを押す力を確認したら、軽く走ってみてパッドの引きずりがあるようでしたら、キャリパーの取り付け位置を、ステンレスワッシャーなどを使ってオフセットして取り付けしなおしますよ。