BNR32 RB26 現車セッティング シャシダイ 富山 パワーチェック など
先日、BNR32のブーストアップ現車セッティングの様子を見学に行きました。
富山市にあるEFIテクノロジックさんです。
富山に住んでいると、シャシダイでスロットル全開しているGT-Rとか、まず見る機会がありませんので、ものすごく新鮮です。
※たぶんだけど、富山ってEFIさんとオート○ックスさんしかシャシダイは無いんじゃないですかね?
恐怖のシャシダイ見学は無料です(笑)
やばいわぁ
目の前でアクセル全開のRB26、めっちゃ迫力あってビビりました。
こういうエンジン音がでてるって、乗ってると気がつかないものですね。
正直、どんな恐怖体験よりも、生命の危機を感じました。
動画では伝わりませんが、その場にいたら音で足がすくみます。
(ホワイトサイクロンの先頭車両で、両手広げるよりも怖いです。)
多くの場合、ECUの現車セッティングは、高速走ってサービスエリアでノートパソコンでセッティングをするそうです。しかし時代が進んで、最新セッティングはシャシダイのローラーで走行時の負荷をかけて、かなりセッティングを詰めてから確認だけを実走行でおこなう時代のようです。
この方法だと、実走だけのECUセッティングよりも1割~2割以上も結果が変わるときもあるそうなので、コストパフォーマンス絶大!?
しかし、当然こういう走行時の負荷設定できるシャシダイは相当値段が高いそうで、普通のお店にはありません。
むしろ田舎で過疎の・・我らが富山!にあるのが不思議です。
そして肝心のセッティング結果は↓
このBNR32は、現車セッティングで280hp → 358hp!?
34STDタービンのブースト0.9㌔でした。
なんだぁ、現車セッティングでたった80hpのアップなんて大したことないやん!って思う方もいるかもしれないけど、実はコレホントにすごい話なんですよ↓
なにがすごいって・・・・。
シャシダイってメーカーによって、パワー計測値が大きく異なり、多くのお店ではシャシダイ計測値に修正補正して表示します。修正補正する意味って・・・。大人の事情です。
昔から補正値は使われていますが、ハッキリ言ってお客さんにとって意味ありません。
その点で、EFIテクノロジックさんのシャシダイは、負荷付きの実測値のみ表示しているので、ご近所のオート○ックスさんよりも約1割5分ほど低く出力表示されるそうです。
見慣れたオート○ックスさん数値で再計算すると、
280hp → 358hp(EFI) は、
336hp → 435hp (オトバ)
という変換に。
つまり今回の話は、見慣れた数値だと、ブースト0.9で435hpです・・・・。
コレ、すごくない?
車両仕様は・・・・
R35エアフロ、12ホールインジェクター、ノーマルカム、NISMOフロントパイプ、社外マフラーですが、石黒社長の話ではRB26は主にバルタイとECUセッティングを詰めると、こうなるそうです。
おそらく全国で見たら、同じような方法でバルタイとECUセッティングを詰めれるショップは他にもあるのかもしれませんが、自分がこれだけの効果を見れたのは、富山ではEFIテクノロジックさんです。
勝手な想定だけど、ブーストアップで1.2㌔かけたら500hp弱でるんじゃね?
フ○ニッ○スさんとか、みんな1.2㌔かけてるやん。
と想いを残しつつ。
RB26は、まだまだ新型エンジンに負けない!
と実感できた日でした。