JZA80 リアクォーター ガラス モール補修の話をしよう。GSにて洗車ついでに・・・。
JZA80スープラは、特に弱点がない世界のTOYOTAらしい名車です。
良い点悪い点を細かく挙げればキリはありませんが、同年代のスポーツカーよりもパーツの耐久性や、ボディ剛性を含め、多くの点で勝っているところが多いと思います。
特に80スープラ押しの筆者です。
さて今回は、JZA80スープラの数少ない弱点。
外装モールの劣化を補修する話です。
スープラのリアクォーターガラスの周囲を覆うモールは、表面が劣化した車両を多くみかけます。
材質の問題なんでしょうかね。
こんな感じです。
ガラスのモールが、ボロボロだしザラザラに削れているように見えます。
正確には水垢とかの塊?よくわかりませんが、コレが意外なことに治せます。
製造から20年近く経ってますので、外装のプラスチックやゴムは傷んでしょうがない部分ですが、モール類の劣化は放置しておくと症状は進行します。
車って塗装が傷んでいなくてもモールが傷んでいると古い感じしますよね。
そこで。
補修するわけですが↓
1、一回目の作業。
少し綺麗になりました。
さらに数分頑張ると、もう少し綺麗になります。
2、さらに綺麗になりました。
ここからお手入れすると、まだまだ綺麗になりますよ。
完全にモールが復活です。
艶々してます。
スープラの外装パーツは GT-Rと異なり、あまり新品買わなくて良さそうです。
ちなみに、直す方法ですが。
・・・・・・・(''ω'')
コンパウンドで擦るだけです。
指先に布を当てて、シコシコ擦ってください。
細目ぐらいで十分です。
5分~10分ぐらいで、新品状態まで回復します。
オーナーの愛情のこもった指のおかげで。
綺麗になるんですね。
最後の仕上げには、樹脂系やゴム系に使える便利なコレ。
「樹脂パーツブラック」
超耐久被膜って書いてあるように、樹脂の表面を艶々にコーティングしたまま本当に、半年~1年ぐらいもつのが特徴です。ウチのGT-Rたちも、ウィンドウリテーナーのゴム部に使っていますが、車庫保管だと2・3年経っても艶々です。耐久性は折り紙つき評価です。
市販のカーケア用品は信用なりませんが、これだけは本当に良かった。
ですが、下地処理が大事ですから、傷だらけのプラスチック等に使用しても、綺麗になりませんので前処理をして使いましょ。
スープラ 小話。
比較するのもなんですが、個人的にはスープラの2JZエンジンや、ボディの頑丈さ、部品耐久性って同年式のGT○の数段上の車に感じます。TOYOTAやTRDがスープラの部品を再販することはないでしょうが、古い車でも大きな補修費用をかけずに、維持し続けられるのはスープラ の素性の良さではないでしょうか。
同年式のスポーツカーで比較しても、レストア費用は3分の1もあればスープラは生き返るんじゃないですかね。
今から買うなら、費用をかけずに旧車を楽しめるJZA80系のスープラはイイですよ!
保険料はGT-Rよりも高いです(笑)