bnr32 エンジン rb26 鈴鹿サーキット

toyamaBNR32’s diary

富山でBNR32をレストアしているオジサンです。今後はBNR32のお手軽レストア情報や、RB26エンジンのオーバーホール、チューニング情報などでGT-Rがお好きな仲間のお役に立てたらと思います。

toyamaBNR32’s diary 2016-2017

BNR32 車高調 鈴鹿サーキット練習用 バネはハイレート18k〜の製品探し。

 

 

最近、鈴鹿サーキット用の車高調選びで悩んでいます。

BNR32の車高調情報は皆無で、鈴鹿で手軽に楽しもうとすると悩みはつきません。今回は2分30秒ぐらいまでのセッティングで悩む初級〜中級ドライバー向けの情報です。

  

 

 BNR32の車高調は、amazonやヤフオク、ネットショップなどでも20万円で買える商品が並んでいます。これらの商品の多くは海外で製造されているoem品で基本スペックが低く、耐久性、耐用年数も短く一年ほどの製品になります。

街乗り目的であれば全く性能に問題ないんですが・・・・。

富士や鈴鹿サーキットなど高速サーキットで、限界走行しようと思うと、基本スペックが全く足りません。

そこで今回は、手頃な価格で買える「BNR32サーキット用車高調」について検討してみました。

 

 

 

廉価版の車高調で、鈴鹿を走った結果。  

 以前、BNR32の車高調を交換したのは約2年前でブリッツのZZ-Rを使いました。基本性能を決めるバネレートは、F8k/R6kですから完全ストリート仕様です。

バネもショックも柔らかいし、なによりアッパーが強化ゴムなのでボディを労わることもできます。BNR32をレストアして楽しんだり、街乗り、峠で流すくらいならZZーRは十分な性能を持っていると感じます。

 

www.blitz.co.jp

 

 ある程度、車両のほうのレストアが終わった時にZZ-Rで鈴鹿を走行したんですが、減衰maxでも横Gのロールが抑えきれずラップタイムは2分39秒でした(マインズVX-ROM使用)。2回目の走行テストではバネをswiftの14k/12kに変更しました。減衰は戻しF3-R5で使用した結果、横G旋回やブレーキでのロールが抑えられ非常に走りやすい仕様に変化して、ラップタイムは初回走行時から5秒早くなりました。

 それから1年後の3回目の走行テストでは、フロントもリアも減衰MAXでもバネの抑えがほとんど効かなくなっていました。さすがに約2倍のバネレート設定を使い続けるのは無理があったようです。そんな状態で走行もしてみたんですが、バネに対しショック性能が低いと路面変化に対して、車の挙動が落ち着かず、コーナー中でもブレーキ進入でも、バネの反発力が勝って宙に浮いてるようなフワフワした時間があって怖いです。ドライバビリティが低下していて、立ち上がりのトラクションもかかりにくくなるようでした。

鈴鹿を走るならサーキット用の車高調を用意したほうがいいですね。

  

   

     

 

車高調は消耗品だからこそ悩む。

 サーキット走行を前提にした車高調は、基本的にバネもショックも硬い設定になります。街乗りで使用すると路面の凹凸で衝撃が大きいですし、バケットシートならお尻も痛くなります。車にとってもボディで受ける衝撃が大きくなるので路面の悪い一般道での使用や、サーキットで縁石に乗るような走行はボディの劣化が広がります。第二世代GT-RのBNR32、BCNR33、BNR34は、エンジンルーム両サイドのストラットタワー強度が足りず溶接が剥がれたり変形します。中古車販売でもストラットタワーが補強されてたり補修されてる車両をかなりの頻度で見かけますね。

 

 またサーキット用の車高調はその性質から走行1万キロ、1~2年以内にはオーバーホールとメンテナンスを要するものが多いです。車の仕様の変化で交換頻度も高いので、50万~の高額商品を選ぶと年間維持費が膨れ上がります。

足のセッティングは0.1秒のラップタイムを刻む場合に最も大事なセッティング箇所ですからコストをかける箇所ですが、まだラップタイムを刻む段階にない車両状態だったり、初級~中級ドライバーのうちは、20万以内で買える廉価版の車高調でセッティングとバネレートの関係を学ぶほうが、後々に自分にとって価値ある経験となるかもしれません。

悪いものを知っていればこそ、良いものも分かるわけですから…ね?

 

 

1段階目(~2分25秒)

20万以内の廉価版の車高調の中で、ハイレートのものを選んで、バネ変更や車高、減衰のセッティングの詰め方の経験を積む。

 

2段階目(2分25秒~)

ラップタイムを刻むために自分の運転と車両仕様にあったオーダー品をメーカーで製作する。

 

※自分の場合は、ラップタイムの目標を定めて上記のように考えました。

 

 参考までに、他のBNR32のオーナーのセッティング話を聞いていると2分30秒~は車両とドライバーのセッティングを気合入れて詰めていかなきゃならんそうです。2分18秒がグループAの参考タイムですから、その12秒の間にはロマンと技量の差は大きな壁になるようですね。

しかし、2分30秒まではアマチュアでも、慣れ、車両リフレッシュ、ラジアルタイヤ、市販車高調のセッティングで詰めれて楽しいそうなので、自分も来年春ぐらいには30秒切りを目標に楽しみますよ。

  

ちなみに鈴鹿で2分30秒だと、筑波のTC2000で1分4秒ぐらいの車両仕様だそうです。

電子制御されたガヤルドや、ポルシェ911ターボと同じラップタイム・・・

 

そう考えると・・・。

 

500馬力が取り柄のウチのBNR32には、届きそうで届かないタイムだってことです。

鈴鹿を2分20秒とかで走ってる人は、車も人も常人離れしてますからね。

2分30秒切りの壁は、オンラインRPGで裁縫一回成功してスキル0.1づつ上げる!みたいな地道なスキルアップが必要なんですよきっと・・・。

ラップタイム刻みは奥深いですね。  

BNR32は、先に800馬力なのか?・・・。(笑)

 

    

 

BNR32の前後バランス。

話少しそれますがBNR32は車両車重が1520kgで、そのうち前々軸重が900kgあり、リア側の後々軸重は620kgです。軸重バランスの悪さは歴代最高の!?

59:41です!

そのためかどうかわかりませんがBNR32の車高調は、フロントよりリアのショックストロークを長く、バネレートを下げて自由長も長く、前後Gが掛かったときの路面接地性能を高めているようです。

 

既製品の車高調を使うなら、最低でもこのbnr32の前後軸重を頭に入れて、メーカーの車高調設計図を確認してみましょう。

  

  

 

ハイレートな既製品探し。

BNR32用の既製品でサーキット用はなかなかありません・・・・。 

 最近見つけたもので、16万で購入可能なXYZ社の既製品がF18k/R16kです。これならF20kでも耐えられそうですが、ストローク量が公開されていません。バネの自由長は前後160mmということでショック自体がかなり短くなっているようですね。車検で最低地上高は確保できるんでしょうか・・・街乗りもするので少し不安です。

www.usat.co.jp

 

 もう一つは、15万で購入可能なSHORIN社の車高調ですがF14k/R12kです。こっちを18k/14kに変更してハイグリップラジアルでも許容範囲じゃないかと思うんですが、XYZ社と同様ストローク量がわかりません。リアの自由長が175mmと短くなってるので、どういう意図があるのか気になります。進入ブレーキでリアをブレイクさせやすいようにしたドリフト用車高調なんでしょうか。

www.shorin-ged.com

 

しかし、2社ともにストローク量は公開していないようです・・。

このハイレートなバネは何を基準に設定したんでしょうかね?気になるところではありますが、さすがに基本設定でハイレートですから、使っていて減衰が足りないという事態にはならないと信じています。XYZ、SHORIN社のどちらの汎用品にしても、鈴鹿サーキットでの勉強には良い教材になるかも?

  

  

 

タイムアタック用

車高調選びは、

仕様データ持っているかどうか。

 車高調の基本性能は、設計メーカーが車種ごとにサーキットでデータ取りをして専用設計しているかどうか?で大きく性能差があるようです。サーキットごとにラップタイムの早い開発車両で、データロガーのデータ集めをしているメーカーなら、速度ごとのコーナーリング時の横Gと、前後車軸重でバネがどれくらい伸び縮みするか計算できていますし、ショックに必要なストローク量と減衰力も計算して設計されます。

 同じドライバーなら車の仕様とタイヤ選択で、サーキット最高速もコーナー速度もラップタイムも変わります。それぞれの仕様でコーナーの横G限界性能は異なりますので車両の仕様と、異なる車高調をつけてバネやショックが硬すぎたり柔らかすぎたりするとタイムは伸びません。

大は小を兼ねていないのが車高調の世界です。

 本気でタイムを刻む場合は、目標ラップタイムと車重、馬力、タイヤを軸に、車種データを持っている車高調メーカーに依頼して「専用車高調を造ってもらうのが一番間違いない選択肢」です。

廉価版を販売している多くのメーカーは、車両のデータ取りをしていないことが多く、そもそも設計自体をOEMで外注しているので自社の製品の設計図すら持っていません。

 そういう玉石混合の車高調メーカーの中で、最近輝いてると感じるのは株式会社スピリットパフォーマンスです。富山ではA-specエンタープライズさんで取り扱いのある車高調製造メーカーで、BNR32用で30万前後で購入可能なんですと!?

 

オーダー品が30万って、かなりお手頃価格・・・。

 

SPIRIT社の製品は、販売チャンネルが決まっているので通販はないけれども、お近くのショップで取り扱いがあるかもしれませんね。

詳しくは下記サイトで確認してみてください。

 

 

オーダー車高調製造  

SPIRIT RACHING SHOCKS / スピリット車高調

   

販売取付相談など(富山県)

a-specエンタープライズ

 

 

 

まとめ

車高調選びは、悩みがつきませんが。

セッティングを理解するには、自分の経験も勉強も大切です。

さらに安全性も大事ですよね。

適当設計なサスペンションに時速200㌔のコーナリングで命を預けたくないです。

製品保証が無いとか…。

そういう商品は、やっぱ怖いですし。

 

 

ん~今日もBNR32の車高調には苦悩させられます。