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toyamaBNR32’s diary

富山でBNR32をレストアしているオジサンです。今後はBNR32のお手軽レストア情報や、RB26エンジンのオーバーホール、チューニング情報などでGT-Rがお好きな仲間のお役に立てたらと思います。

toyamaBNR32’s diary 2016-2017

RB26 オーバーホール 故障個所 費用 価格 予算など 富山から

 BNR32に搭載されているRB26って、よく言うと頑丈、悪く言うと荒削りで各部に余裕のある設計のエンジンですが、高級車のように低回転トルクがあるエンジンではありません。高回転を多用するような運転だと、ノーマルエンジン&タービンでノーマルブーストであっても、10万キロも走れば消耗部品だらけになっています。

 

というわけで今回の記事は、BNR32のエンジンパーツを中心に、オーバーホール内容や費用、そのほか車両のどのパーツが壊れやすく消耗しやすいのか?をまとめてみました。

新品エンジンAssyに載せ替えた人には関係ない記事ですので、Gマガでも見て休んでいてください。

 

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さてbnr32 は、日産で新車から普通に乗っていてエンジン5年 or 10万km走れる保証をつけているメーカーです。つまり保証期限以降は「壊れるかもしれません!?」ってことでもあります。

 

 たまにGマガに出てくる常時低回転で走って、エンジンノーメンテで20万キロ走った車両とか・・・すごい幸運ですよね。

 

まぁ一般的に、僕らがRB26を維持するうえで知っておくことは、エンジンフルチューンだから耐久性が低いとか、ブーストアップしていないから耐久性があるとか、年間走行距離が短いから大丈夫とか・・・・そういう噂や想像上の理論じゃなくて『現実』です。

 原則として組みあがったエンジンは、たとえ走行していなくとも各パーツの経年劣化は始まります。ゴムシール類やガスケット類は圧着しているので熱や水分、時間の経過でも劣化してしていきます。またオイルやウォーターライン、エンジンブロックもそうですが、エンジンを可動させていなければ内部にも錆が発生しやすくなります。中でも製造から20年も経ったセラミックタービンなどは、走行距離や用途にかかわらず過給がかかればブローリスクが当然高まります。

rb26のエンジントラブルは、こうした経年劣化した部品や、補記類が故障原因に繋がることって非常に多いんですよね。

  

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 エンジン劣化の悩みを一気に解決するなら、エンジンオーバーホールが一番費用対効果が高いんですが、この作業は何をどこまでやるかによって、費用も大きく変わります。

特にエンジンパーツの精度、交換部品数、社外の強化品などで高くなっていきます。

(以降、記載費用は目安です。国内でもお店によってかなり差があります。)

  

あと最初に、断言しますがrb26のオーバーホールはコミコミ30万とか低価格のお店は怖いです。短時間でやるオーバーホール作業は、作業内容だけではなく1つ1つの作業の精度や品質に不安しかありません( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

すでに他の記事でも書きましたか、rb26のオーバーホールは専門家が作業しても、作業時間がどうやってもかかるので、作業の回転数の高い薄利多売の会社に頼むことはリスクが高くお薦めできません。

まともな作業やる会社なら、エンジン載せ替え10万〜で、最低工賃40万〜+部品代金、納期3ヶ月~半年ぐらいは見積もりされます。

  

 作業内容は、エンジン洗浄、ブロックの水路ひび割れ確認、ガスケット類、コンロッドメタル、クランクメタル、コンロッドボルト、ピストンリング、ゴムホース類、全ボルト類交換。バルブガイド打ち替え、各部クリアランス測定&シム調整は、最低限作業してほしいところです。

 

性能を重視するなら、エンジンパーツの重量合わせ、クランク曲がり測定は必須で交換もあり得ます。専門会社ならこの費用は工賃に含まれているかもしれません。

  

耐久性を重視するなら、内部パーツは全て新品部品で制作します。少なくともコンロッド、ピストン、クランクは新品交換します。3点で部品代で60万ぐらいです。HKSなどのキット品なら40万ぐらい。さらにrb26ヘッド20万+n1ブロック40万または05Uブロックが20万弱です。

   

 ちなみに、なんで多くのオーバーホール見積もりで、パーツ再利用ではなく新品部品を薦められるのかというと、RB26だけでなく、どんなエンジンでも耐久性が保証できるのは、全て新品パーツでゼロから製作した場合のみで、エンジンオーバーホールで、パーツを再利用したエンジンでは、どこのプロが作業しても耐久性は保証できません。

 経年劣化した再利用パーツが原因で、エンジンブローしたらオーバーホールの意味が全く無くなってしまいますよね。作業の費用は高つきますが、今後10年乗るなら信頼できる会社で、できるだけ精度の高い作業を頼みたいものです。費用が高いだけの店もあるので、作業内容とスタッフの作業品質は事前確認が必須です。 

  

 

さらに! 

「経年劣化して故障リスクの高い箇所を点検しよう!」ってことで今回は、一旦、古くなったBNR32の経年劣化の補修ポイント!をまとめてみようと思います。

 「エンジン本体」、「補機類」、「足回り」、「その他」の4つに分類して下記のとおりまとめましたよ。

あっ、リストからアレが抜けてる!って方がいましたら、それは貴方の心にそっと留めておいてください。(*´ω`*)

 

   

  

RB26エンジン

1、ヘッドガスケット劣化、水路ひび割れ、冷却水へのオイル混合

2、各気筒の圧縮低下、ピストンリングの劣化

3、クランク、コンロッドメタル劣化による異音

4、タイミングベルト、ファンベルトの劣化による異音

5、点火時期の変化によるエンジン不調

6、バッテリー上がり

7、ダイレクトイグニッションおよびハーネス不良による点火不良、エンジン不調

8、パワートランジスタ不良による点火不良

9、スロットル開閉不良、ガスケット不良による2次エアー吸入、アイドル不調

10、バルブガイド劣化

11、カムシャフトシール、カムカバーシール、半月ゴムの劣化オイル滲み

12、ウォーターポンプ水漏れ、シール劣化

13、クランク角センサー不良による点火タイミング不良、異音

14、熱害による水ライン、圧力ライン、オイルライン、ゴムホースの割れ

15、O2センサー不良、アイドリング不良

16、オイルドレンボルト破損、オイル漏れ

17、クランクシャフトシール劣化のオイル滲み、異音

18、ブローバイ増加、エアフロ不良、アイドリング不調

19、ECU不良による始動不能、

20、AACバルブ、スロットルセンサー、エアレギュレーターの不良によるアイドリング不調

21、エアー吸入ラインの経年劣化&接続不良による2次エアー吸入とエンジン不調

22、IN&EXガスケットの劣化によるエンジン不調  

 

 

  

エンジン補機類

1、燃料ポンプ不良による燃圧低下

2、タービン破損によるエンジン不調

3、エアフロ不良によるアイドリング、エンジン不調

4、燃料ライン&ホースの燃料漏れ

5、純正ラジエーター、純正オイルクーラー容量不足のオーバーヒート

6、インタークーラーパイプ抜け、エンジン不調

 

 

 

  

足回り

1、フロントドライブシャフトブーツ破れ

2、ハブベアリング異音&ガタ(錆)

3、純正ローターひび割れ

4、FRスタビロッド&ブッシュ劣化による挙動不審

5、フロントアッパーリンク劣化による異音&ガタ

6、フロントナックルアームの変形

7、フロント&リア、アーム類のブッシュ劣化による挙動変化 

 

 

その他

1、パワステオイルラインのオイル漏れ

2、FRハイキャスオイルラインのオイル漏れ

3、ノーマルミッション3速、5速、ギア破損

4、ミッションオイル吹きこぼし

5、ライトスイッチ点灯不良、回路焼け

6、エアコン故障全般(ガス漏れ、各センサー、コンデンサ、コンプレッサー不良、コントロールパネル不良)

7、ダッシュボード表面の浮き

8、スピードメーター不良、

9、バッテリー吹きこぼし、バッテリー下、ボディ穴あき

10、ジャッキアップポイント凹み&錆or穴あき

11、フロントアルミフェンダー電解錆

12、ボンネットオープナー固着

13、リアスポイラー取り付け部の雨漏り&トランク錆

14、テールランプ曇り&プチルゴム劣化

15、左右ドア周りゴムの劣化による雨漏り

16、リアクォーターパネルの表皮剥がれ(後期対策品あり)

   

   

思いつく限り挙げてみましたが、部品の抜けはあるかもしれません。

 

 

 

最後に。

「エンジンO/Hは、お早めに!」ってことも、お伝えします!

自分はエンジンオイルをマメに交換してるし、車を丁寧に扱っているから大丈夫!って安心してるオーナーでも、メーカーの予定どおり10万キロ超えたら「突然ブローするのがRB26」です。またブローする前と、ブローした後では、O/H費用が天地の差になるのもRB26の特徴と言えます。

 

 ザックリ目安金額言うと、オーバーホール総額は、健康なブロー前エンジンで60万~100万、ブロー後150万~200万(下取り無し)が目安です。それ以上だとブランド費用かもしれません…また故障前エンジン下取りは30〜40万、オークション50万〜60万、リビルドエンジン40〜50万(稼働エンジン返却込み)でした。

 

 オーバーホール費用だけを見ると一見高く感じますが、全パーツを新品でエンジン一基を総額150万で製作したとしても、もし健康な元エンジンを60万で売れれば、約50万ー60万=90万で新品エンジンが手に入ります。元エンジンが壊れてたら下取り10万にもならないので新エンジン取得費用には50万の費用の差がでてしまいます。

 

 

 RB26エンジンが壊れる前と、壊れた後では、費用に天地の差がでるとは、作業内容だけではなく、下取り費用を含んだ総額のことでもあります。

 

  

  2017.2月現在、エンジンASSYは生産廃止で部品のみ供給されています。部品を全部組み立てたらエンジンになりますが、エンジン部品でも納期不明とか受注生産してる部品もあって、これはもうお金で解決できません。

さらに2017年も4月に値段が上がれば、部品総額1割ほどは高くなるかもしれません。

  

 

  

ところで、そこのあなたっ!

日産から部品がでてるなら、まだまだオーバーホールはしなくていいって油断してませんか?

  

    

 RB26全損だと、完璧に新品状態まで直したいなら新品RB26のブロック、ヘッドが受注生産で供給されている今しか直せません。ちなみに今の時点で、エンジンの全部品が揃うまで半年以上かかりそうです。まぁRB26エンジン部品は、供給あるときに注文してしまわないと、今は部品出るみたいだわぁ~って油断してると、気がついたら次の部品納期は平気で半年~1年待ちになります。当然、部品点数が多いエンジンは、どれか1個でも納期が遅れると完成が遅れるんです。

 

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俺の車はヤバいかも?って思っているオーナーさんの車は、とにかく早めにオーバーホールをお勧めします。たぶんヤバいです。

エンジン1年待ちの待機児童になりたくなければ今のうちですよ。   

 

 

エンジンブローは突然やってきます。

メタル打音はカタカタカタカタ忍びよってきます。

圧縮測っていても突然ブローします。

高級オイルいれてても突然ブローします。 

それが部品の消耗、経年劣化の恐ろしいところです。  

 

 

最後に・・・。

  

 

RB26は頑丈ですが・・・。

消耗するエンジンなんです。

BNR32オーナーとして、長く乗りたい方は、出来るだけ早めにリストのエンジントラブル箇所の部品は予備持っておきましょう!

 

  

 

 

オーバーホールはお早めに。 ← 経験者談

カタカタカタカタ…