クロとシロと俺ブログ。BNR32 -NA1-

スカイラインGT-R BNR32のお手軽レストア情報やRB26エンジンのオーバーホール、チューニング手法などを実体験をもとに情報発信しているブログです。最近はサブのNSXもいろいろDIYでプチレストアを楽しんでいます。

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レストアしたBNR32で鈴鹿走る! チューニング編

 

 

富山は、今日は久しぶりの晴天です。

 

こんなときは、8月の鈴鹿SMSCの準備しとかなきゃいけません。(笑)

 

 

7月3日に鈴鹿で走行テストした結果ですが・・・・。

昨年と3秒しかタイムアップしていませんです。ハイ残念( ;∀;)

 

 

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現状、ほぼどこでも走れる状態になってるはず!のレストア車両ですが・・・。

 

 

鈴鹿攻略というと、一筋縄ではいきませぬ。

 

SMSC7月走行時にわかったことですが、速く走るためにはドライバー以外にも、まだまだ課題があります。

  

デブとギア比です。

 

とりあえずデブは間に合ってるんですが、デフは純正デフで20年以上使い古したものなんで交換必須なんで、前後にNISMOデフをブチかましますよ!

 

今回は、石川県のチューニングショップ、「スピードショップファントム」の藤田さんのアドバイスもあって思い切りますよ。藤田さんはインプレッサGDBブーストアップ&ラジアルタイヤで、鈴鹿2分23秒で走ってる強者です。

藤田さんのオンボードはyoutubeで検索!サーキットでは少ない?インプレッサファン必見です!

  

  

ところで、デフはあまり重要視してなかったんですよね自分・・・。

若い頃にデフ交換したあとの効果があまりわからなかった未熟者でしたのでw

  

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でも今回は、さすがに課題はソコにあるだろ!ってことで・・・。

 

さらにデフ変えたら、アテーサコントローラーで作動を早くしてコーナーでのオーバー、アンダー対策にアテーサ制御をできるように準備しておきますよ。

今回は、DO-LUCKさんのGセンサー付きを使ってみます。

 

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そして一番の課題!

純正5速のギア比は、鈴鹿ではどうなのか?

ってことを車両データと突き合わせて調べてみました。

 

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※TOMEIさんの計算表利用させていただきます。

 

 

いまの車両だと、鈴鹿のタイトコーナーは2速~3速が大半です。

ギア比がきついと感じるのは、デグナー、ヘアピン、シケインで、第二世代GT-Rだと車速が乗りすぎると曲がらずアンダーで飛び出す場所です。

デグナー2で90km、ヘアピン60km、シケイン60kmぐらいで曲がらなきゃいけない3か所のコーナーですが、2速60㎞で4000回転、90kmだと6000回転です。

 

 一方、パワーグラフ(黄色線lowブースト)で見ると、うちの子のエンジン特性は下のほうに振ってるんですが、5000回転以上をKEEPしていないとパワーバンドから外れてしまいます。

 

 動画では3速でデグナー2を曲がっていますが、実は2速にするとココだけで1秒早かったです。(笑)

※走行1枠目では毎回2速で行ったんですが、進入の挙動が安定しなかったので、運転疲れるという理由で2枠目は全部3速で走ってます。

 

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 結果的に、60㌔コーナーは2速進入で、立ち上がりアクセル全開8000回転まで回しきれば、ギア比的に3速への繋がりはパワーバンド許容範囲って感じですね。

 いままでは、7000回転でシフトしていたのですが、各ギア比みると8000まで上げないと繋がりがよくないことわかりましたよ。走ってるときは意識が行かないものですね…。

 

 さらに2速で全開で立ち上がるとリアがブレイクしてトラクションが抜けるので、今回の対策課題としました。動画でもヘアピン、シケインで2速~3速の立ち上がりでトルクステアがでたり、真っすぐ走れない症状が何度も映ってます。

 

これは…。

  

 

正直、

デフを軽視しすぎてたかもしれません(笑)

 

  

立ち上がりでタイムを稼ぐようにしないと、GT-Rのせっかくのエンジンパワーが台無しになってしまいますよねw。

 

 

というわけで、

 

チューニングの内容

1、1コーナー、S字、スプーンコーナーの速度域と安定性を高める。※デフ

2、2速での立ち上がりのトラクション不足を補う。 ※デフ

3、2速コーナーは禁断の8000回転まで解禁。 ※ドライバー

4、ストレートではハイブーストスクランブルを押す! ※ドライバー

5、アクセル全開時間を長くする。 ※アテーサコントローラー

 

以上のチューニングで対策して臨みます!

 

  

これで5秒!速くしようじゃないか(笑)